この夏の猛暑の影響で、バラも夏バテをし、例年よりは半月以上遅いですが、やっと秋バラが咲き始めました。花芽も次々とついてきています。秋の一日、季節の移ろいを感じに霊園に遊びにみえませんか。

馬頭観音様とは?

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馬頭観音様とは

音様は、「観音の三十三身」と言われるように、様々の姿で、またいろんな場所に姿を変えて出現されます・それは、全ての生きとし生けるものを、残らず救いとってあげたいという慈悲の心の現れなのです。

ペット供養墓をよく見て下さい。馬頭観音様には、頭上に馬の頭を頂いているという特徴があります。
ゆえに馬頭観音と呼ばれるのですが、もともとはヒンズー教の神様と、仏教の観音様の融合、今でいうコラボレーションです。
頭上の馬には、馬が草原の草をはむように、煩悩を食い尽くして下さるという意味があります。

馬頭観音様は畜生界の救い主

仏教では、一番下の地獄界から、一番上の仏界までの、十界が説かれますが、下から地獄界、餓鬼会、畜生界ですから、下から三番目の世界が、動物や爬虫類、昆虫や魚類という、本能のままに生きる生き物の世界、畜生界です。

馬頭観音様は、動物界のあらゆる生き物の命を救い、仏様の世界に導いて下さる菩薩様として、信仰を集めて来ました。

昔は、農作業や運搬に、牛や馬が活躍していました。本当に人にとってはいなくては困る存在でしたから、そんな大切な生き物が死んだときには、馬頭観音様を建立し供養しました。今でも、各地で見かけることがあります。
また、交通の手段であった馬の守り神として信仰されたことから、交通安全のご利益があるとも言われます。

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